今年は桜も早くに開花しましたが

つつじやさつきもかなり時期よりも早い開花となっています。

ところで、つつじ(漢字だと「躑躅」こう書きます)と

さつき(五月)の違いはご存じですか？？？

違いを見つける条件は５つあります。

「開花時期」

「花の大きさ」

「葉の大きさ」

「葉の出るタイミング」

「雄しべの数」

①「開花時期」

先につつじが咲き、追いかけるように

さつきが咲きます。地域によって差は

有りますが、

つつじ＝４月中旬～５月中旬

さつき＝５月下旬～６月中旬

桜が葉桜になるとつつじが咲く・・

そんなタイミングです。

この道は

左側が❝さつき❞

右側が❝つつじ❞

が咲きます。

咲き始めると

とてもきれいな場所となります。

②「花の大きさ」

つつじ＝大ぶりでしかも一斉に咲き、

豪華な花で、あたり一面を明るくします。

さつき＝小ぶりで沢山の花が咲いて

控えめの美しさがあります。

③「葉の大きさ」

つつじ＝大ぶりで長さ３～８㌢の柔らかめ

つつじの葉は密集して映えているので、服にくっつきやすい

特徴もあります。

さつき＝小ぶりで長さ２～３㌢でやや硬め

④「葉の出るタイミング」

つつじ＝花→新芽の順、

花が咲いてから新しい葉が開きます。

さつき＝新葉→花の順

新しい葉が出てから花が咲きます。

⑤「雄しべの数」

花が咲いている時期に、雄しべの数を

調べてみましょう。

つつじ＝５～１０本

さつき＝５本

個体差はありますが、つつじは多めと思えば

さつきとつつじは、見た目がとてもよく似ています。

それもそのはず、さつきの正式名称は

「さつきつつじ」と言います。

つまり、つつじの仲間なのですから・・・

これからの時期、つつじも、さつきも見ごろの時期

見分けてみては、いかがでしょうか(^^)/