15日のスィーツで❝オレンジティラミス❞をご紹介しましたが、
これからの時期は、色々なオレンジが店頭にお目見えします。
そこで少しオレンジ類のお話を、させて頂きます。
❝オレンジティラミス❞
に使ったのは
ネーブルオレンジです。
●ネーブルオレンジは
早生のスィーツオレンジの中の1種です。
果頂部に、へそのような窪みがある事から
英語で、へそを意味する「ネーブル」の名前が付いたそうです。
種が殆どなく、大きさは温州ミカンなどより
少し大きめの200g~250gの物が多いようです。
食べやすく、味のバランスが良いオレンジなので、
そのまま生で食べると、本来の果肉のみずみずしさが味わえます。
ネーブルオレンジは輸入物が主流で、中でもアメリカ・オーストラリア産が多く
国内では広島・和歌山・静岡などが挙げられます。
国産物は12月初旬から下旬にかけて収穫して、
いったん貯蔵された後に2月~4月にかけて出荷されますので
その頃が食べごろです。
果汁の劣化が早く、長時間加熱してしまうと
苦味が出やすいので、その点に注意がいりますが
その苦みを活かして、肉料理のソースに使われることもあります。
スィーツ類に多く使われる果物の代表でもあります。
チョコオランジェット
ネーブルオレンジマーマレード
などこれからの時期にはぴったりです。
後はフルーツトマトと
ネーブルオレンジのマリネも
中々美味しい一品です。
●バレンシアオレンジも
ネーブルオレンジ同様に
よく知られている早生のスィーツオレンジです。
バレンシアオレンジは夏しか食べられない
希少価値の高いオレンジです。
酸味が強いのが特徴で、果汁の劣化が遅い為、
ジュースやスムージーなどに適しています。
●ブラットオレンジは
果肉部に疲れ目改善の効果があるとされている
アントシアニン色素が含まれている
果汁の色が紅色をしているのが特徴です。
ブラットオレンジは寒さに弱い為、
愛媛県・和歌山県以外では国産の生は見かけることは少ないです。
味はコクのある甘みを感じて、皮が薄くて食べやすいオレンジです。
日本のオレンジ類も頑張っていますので
買い物に出かけた際、見つけたら、
手に取って頂くのも、楽しさの一つではないでしょうか(^^♪