調布にある料理教室【K'sk(ケイズケイ)】へようこそ

先日、八重の桜を見て、❝桜もち❞が食べたくなった・・・

とお話ししましたが、今日は桜もちに付いて少しお話します。

桜もちも関東と関西では違います。

関東では小麦粉で作る長命寺

●東京墨田区向島にある長命寺にある

老舗山本やが発祥の桜もちです。

 

 

 

 

 

関西ではもち米で作る道明寺が一般的です。

材料の❝道明寺粉❞という粉を呼ぶことからで

菓子名は❝桜もち❞です。

●大阪藤井寺市の真言宗御室派尼寺・道明寺

 

 

 

 

全国的分布では、

関東の長命寺約33%・

関西の道明寺66%

となっています。

 

 

 

 

 

 

どちらも桜の葉っぱの塩漬けが巻かれています。

葉っぱは食べるか、食べないか、

食べ方に「こうしなければならない」マナーは無いそうです。

つまり個人の自由だそうです。

 

 

 

お茶会などの作法では、

和菓子は「黒文字」という菓子楊枝を使い、

一口ずつ割って(切って)食べるのが一般的です。

ただし、桜もち・柏もちなど食べづらい場合は

手に取って食べてもよいそうです。

 

 

 

 

 

我が家では主人も息子も関東の桜もち派です。

私は関西の桜もち派です。

でも、今日はあえて関西の桜もちを作りました。

あなたはどちらがお好きですか( ^)o(^ )